食育キッチン 麦の風OPEN

10月10日、センター南駅のホテルアトラスの地下1階に、
「食育キッチン 麦の風」をOPENしました。

コンセプトは、「食育」。
フードプロデューサーの松本和彦先生、
商品企画部 荒井部長をはじめ、若狭さん、太田さん、黒沼さん、
がメニューつくりを手掛けられました。
ホテルアトラスの堀岡副支配人が、店長を兼任されます。

ホームページもアップされました。
http://muginokaze.jp/

「私たちの想い」というコンテンツがありますので、
紹介します。

「ようこそいらっしゃいました、
食育キッチン麦の風のオーナー梅本です。
私がこの店を作ろうと思ったきっかけは
あるスーパーの野菜売り場での
お母さんと3才くらいの女の子の会話からでした。
「この野菜は食べて良いの? 安全なの?」と
聞かれたお母さんが
何をもとに答えて良いのか戸惑っている姿をみました。
昨今は放射能汚染、O157、鶏インフルエンザなど
食物に関する危険が身近に迫ってまいりました。
しかしながら、まだまだ安全と言えるまでの
情報の入手方法が少なく、
不安なままに過ごさざるを得ない状態です。
こういった食に対する不安を取り除くために、
何とかしたいという思いで
“食育キッチン麦の風”の開業に至りました。
また、食事におけるしつけやマナーにおいても
若いお母さん達は知らずに育っている方が多く、
「いただきます」「ごちそうさま」の意味すら
まともに言えないことに、
私どもの年代の者がしっかりと伝えおかなかったことに
責任を感じております。
弊社におきましては、
日本の食料事情における食料自給率の低下問題(現在39%)、
食料廃棄の多さの問題などにも真剣に取り組んでおります。
普通であれば廃棄する大根の葉や人参の皮なども
たとえ手間がかかっても積極的に商品として取り入れ、
逆にそこの部位だから美味しさがあるという料理にして、
なるべく廃棄物の出ないようにしています。
これらの取り組みは、現在「食育」という言葉で
コンセプト化され「食育基本法」という法律も成立されました。
私達の使命は、
以上掲げた食育の3本柱となる考え方を通して
みなさまに安心、安全な食料を
高い技術と心からのサービスをもって、
おたがいに信頼関係にあるお客様に提供し、
幸せな生活のサポートをすることで
社会に貢献することです。
ここ「食育キッチン麦の風」は、
その食育を体現できるレストランとして
これからの飲食店の進むべき一つの方向を
示すことが出来るよう
スタッフ一同がんばってまいります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
株式会社アルス 代表取締役 梅本 高士」

Comments are closed.