10月の青果状況
更新日:2024/09/30
10月青果市況のご案内
9月は記録的な暑さ、台風、ゲリラ豪雨の影響で、野菜の品薄や価格の高騰が続きました。特に、品質面でも傷みや劣化が通常より早く、廃棄ロスが増加しており引き続き、品薄や価格高騰の影響が続くと見込まれます。
【果菜類】
きゅうり: 出荷は若干安定傾向、東北・北海道産の終了が早ければ品薄の懸念あり トマト類: 高温や大雨の影響で、10月上旬に入荷数が激減する可能性があり、さらに価格上昇見込み 茄子、ピーマン、ししとう: 不安定な気候により育成不良、価格高騰ピーマンは東北産の終了に伴い品薄となる可能性があり。
【レタス類】
長野産が台風やゲリラ豪雨の影響で生育不良。 茨城県産の本格出荷の10月中旬頃までは相場は高値に。
【葉物類】
糸三つ葉、ほうれん草、小松菜など、春菊、小ねぎ等品質・入荷量ともに厳しい状況も気温の落ち着きとともに回復予定。
【ハーブ類】
天候の影響により相場上昇、入荷減 セルフィーユ、ミント類、ディル、イタパセ、パセリは価格が高騰 気温が落ち着いて着次第、回復予定。
【大根】
高温とゲリラ豪雨により大サイズの入荷が激減。安定供給は10月下旬頃から見込。
【菌茸類】
えのきを含め、資材高や運賃高により価格上昇 特に舞茸やエリンギ、椎茸の価格は需要期に入っているため、相場が上昇。
【果物】
パイナップル:国内入荷の大玉が逼迫しており小玉中心での入荷に バナナ:産地フィリピンでの生育が遅れており、10月中旬以降に回復予定 メロン:終盤に入り単価上昇見込。
文責:RB社